【ウクレレ道場】

ウクレレ道場で練習すればいつでもどこでも好きな時に弾けてメキメキ上達! 動画を見ながら練習できるインターネット教室。楽譜・楽器情報、ウクレレミュージシャン情報などたっぷりお届けするウクレレ専門サイトです。ウクレレが初めての方の最初の一歩、独学で行き詰った方の手助け、もっと上を目指す方の道しるべ・・・それがウクレレ道場です!

HOME | 階級別練習場 | 黒帯練習場 | 【黒帯】スケールを覚えよう/Cメジャースケールのトレーニング

動画を見ながらCメジャースケールの練習

 ブロック分けしたポジションをメトロノームに合わせて淡々と練習してください。ひたすら淡々と場所を確認しながら覚える練習です。
 

2516に合わせてスケールを弾く

 CkeyのⅡⅤⅠⅥ(Dm7・G7・Cmaj7・Am7)の伴奏に合わせてスケール練習を行ってください。慣れてきたらドレミファソラシドの音を自由に組み合わせて練習してください。CkeyにおけるⅡⅤⅠⅥの中ではドレミファソラシド以外の音は使う必要はありません。
このコード進行はサブドミナント→ドミナント→トニック→トニックという動きをしていることを理解しながら練習すると良いでしょう。
 

 

 セカンダリドミナントを含んだ伴奏で練習

 セカンダリードミナントはドレミファソラシド以外の音を含みます。そのコードが出てくるときだけドレミファソラシド以外の【ある音】を使用できます。自分でその音を見つける努力をしましょう。音に集中してください。

 
 
 
 
この伴奏にはD7・E7・A7が含まれています。この3つのコードがセカンダリドミナントになりますから、コードに含まれているある音がドレミファソラシドのスケールから外れていることに注目してください。その他のコードはFmを除いてすべてダイアトニックコードです。(つまりドレミファソラシドのスケールがハマる)FmはFが一時的にマイナーになる部分転調で、ドレミファソラシド以外にソ#を使うこともできます。
 

あまり理屈っぽくなりすぎずに

 ここまで理論的な話をしましたが、あまり理屈っぽくなりすぎるのも楽しくなくなりますから、自由に思うままに練習してみてください。そのうち収まりが良い音の使い方が分かってきます。着陸点とでも言いましょうか、このコードの時にはこの音が欲しいとか、シがあったらドに行きたくなるみたいな感じが分かってきます。こういった感覚はセッションで養われますから、楽譜通りに弾くだけでは身に付きません。

セカンダリドミナントって何だった?

 図①はCメジャースケールの1stポジションです。このポジションから③の事を解説してみます。理解が出来たら他のセカンダリードミナントコードを当てはめて考えてみてください。ローコードだけではなく、ハイコード、ハイポジションまで考えてください。
 

 
 図②はCメジャースケールの上にE7のコードポジションを重ねたものです。4弦1フレットの音だけがスケールからはみ出しています。この音がこのコードの特徴的な音です。楽曲内でE7が使われている箇所のみ 4弦1フレットの【G#音(ソ#)】を使うことが出来ると理解してください。他のコードで使うと心地よく聞こえません。この音をうまく使いこなせるようになるとソロの技術、アドリブの技術が目に見えて向上します。