【ウクレレ道場】

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ドレミが弾けずにソロは厳しい

 初心者レベルのウクレレソロなら1~3フレットあたりのポジションでウクレレソロの楽譜はアレンジされていますが、中級者以上の方が手にする楽譜では4フレット以上の場所を使って弾いているはずです。Ckeyの楽譜を出してこのCメジャースケールと見比べてください。ほとんどのポジションがこのCメジャースケール上で弾いていることがわかるはずです。Cメジャースケールから外れている場所を弾いているとき、そこには#なり♭の記号が五線譜上に記載されていませんか?
 つまりこれは、ピアノで言えば白い鍵盤を鳴らしている状態で、いわゆる「ハ長調」の楽譜を弾いているという事になるわけです。そして特定の場所に#なり♭が記載されていて、その場所のコードが「7th」になっていませんか?この「7th」になっている場所が、前に出てきたセカンダリードミナントになっているわけです。
かなり頭の痛い話になってきましたから、文書で説明するのは難しいのですが、皆さんが弾いている楽譜で五線譜の頭の部分に#も♭もついていない楽譜ならばこのCメジャースケールが使われているという事になります。
 なんとなくウクレレソロが弾けている方はこのCメジャースケールをしっかり見直ししてください。音楽は勝手気ままなルールで出来ているわけではなく、あるべき姿の自然のルールの中で形成されていることがわかるようになってきます。

考えてみよう

 頭が痛くなってしまった方は【Cメジャースケール】と【トニック】【サブドミナント】【ドミナント】および【セカンダリードミナント】を見比べてください。
 
①【トニック】【サブドミナント】【ドミナント】はすべて押さえたときのポジションが【Cメジャースケール】と重なっているのがわかりますか?
 
②【セカンダリードミナント】は押さえたときのポジションが【Cメジャースケール】と外れたポジションを使っている事がわかりますか?
 
※この段階で出てきたコードの押さえ方が分からない方はまだ黒帯には無理があります。もう一度【青帯】まで戻ってコードを完全暗記してください。