ギターとウクレレのコード
ギターの楽譜でも弾ける
今日はお便りを戴いた高校生(かな?)のSさんからの質問がありましたので、この場でお答えしようと思います。実にいい質問ですので、皆さんにも参考になりますよ!
【Sさんから質問】
初めまして。こんにちは。私は音楽部に入り、ウクレレを含んだバンドを組もうと考えています。そこで、J-POPなどをやりたいなと考えています。しかし、ギターの楽譜が多いので、自分で書き換えようと思うのですが…ギターのコードとウクレレのコードの違いがよくわかりません。ぜひ教えてください。
そうなんですよね、ウクレレの楽譜は多いようで意外と少ないんです。でも、ギターの楽譜やコード譜はたくさんあります。この楽曲をやりたいけど、ウクレレ用のコード譜がない~!!というかたがたくさんいらっしゃるはずです。そこで、今回はこの「ギターのコード」と「ウクレレのコード」についてお教えします。
ギターとウクレレの違い
ウクレレの音域
同じCでもこうなる
ウクレレと比較すると
コードネームはウクレレもギターも同じなので、楽譜に記載されているコードをウクレレで弾いてください。ギターの楽譜の場合見たことが無いようなコードネームが記載されている場合があります。例えばC/Gというような表記です。これはCのコードを鳴らしているときにG音(ソ)のベース音を加えなさいという意味なんですが、元々ウクレレには低音弦がないので後ろに書いてあるGの音は無視しても構いません。中にはウクレレで同じような表記で書いてある楽譜もあります。例えばDm7/Gというコードです。これに関してはウクレレでも押さえ方があり、実際に使いますから覚えておきましょう。