いきなりジェイクはBad Choice!!
茶帯練習場の門下生ともなれば、ウクレレソロを弾いてみたい気持ちが溢れているでしょう。ある程度コードも覚えたし、ウクレレがどんどん楽しくなってきたし、いよいよ憧れのジェイクに挑戦!!
いやいや、それは無理。というよりいきなりそんなことやっちゃダメです!ジェイクが有名になって以降、ジェイクに憧れてYoutubeで見よう見まねでジェイクの曲が弾けちゃうチビッ子が増えました。これは大人でも同じですね。便利な世の中ですからね、Youtubeの動画を何度も繰り返して見ながら練習できちゃう。器用な人はそれでジェイクの曲が弾けちゃったりするわけですが(それはそれで凄い事ですが)これはウクレレを弾くうえで決して良い事ではありません。
何が大切かって言うと、何をやっているのかをちゃんと理解しながらウクレレ弾きましょう!という事なんです。
何をやっているのかを理解するとは?
多くの独学プレーヤーは、TAB譜の数字を丸暗記しながら弾いています。Youtubeを見ながら真似しているプレーヤーは、手の形と押さえる場所を映像的に覚えて弾いています。結果このやり方で練習していると大きく欠けてしまう事が起こります。
ウクレレソロは「コードの延長線上にある」という事を理解しないまま、どんなコードを弾いているのかという意味も解らずに弾けてしまっているという現象が起こります。
結果として、丸暗記したもの以外は全く弾けない、人前で緊張して弾くと頭が真っ白になってガタガタになり(まぁ、これは誰しもあるでしょうが)一度間違うと、最初から弾かないとできないなんていう、痛々しい状況に陥ります。
ウクレレソロは「コードの延長線上にある」という事を理解して、今弾いているフレーズやメロディーはどのコードに属する音なのか、なぜこのポジションを使って弾いているのかを分かったうえで弾く練習が大切です。