音の並びのルールと音名を英語表記で理解する
コードを理解するためには音の並びのルールを知っていることが前提となります。ドレミファソラシドで読んでいた音名をABC方式の英語読みで覚えてください。チューニングするときに使っていた音の呼び名です。
これからは「ド」を「C」と読む
ドレミファソラシドはイタリア語で宗教の言葉です。そのため当然ながら宗教が違う国では一切使われることはありません。世界標準の音の名前はABCDEFGとなります。コード名はこの英語表記によって出来ています。
この読み方に慣れるようにしてください。そうするとC#とD♭が同じものであることが分かりますよね。黒鍵になっている場所はすべて#もしくは♭ということになります。ここは大変重要ですから完全に理解して次に進んでください。
この音の並びを絶対音として定義します
ドレミ読みはこの場面では完全に捨て去ってください。そしてこの絶対音をウクレレのフレット上に表示したものをじっくり見てください。音の並びが理解できます。ここでは表示の混雑を避けるために♭は記載してありません。〇#と〇♭が同じものであることが分かっていれば難しくありません。例えばA#はB♭と同じものであるということです。コードはすべてこの 指板上の音の組み合わせによって出来ています。
音の組み合わせを指板上で確認してください。同じ音が指板上に多数分布していることがわかりますか?この分布している音を組み合わせればよいわけです。この組み合わせパターンが何か所でも作れることがわかります。つまりコードの押さえ方は1種類ではなく何種類も組み合わせによって作ることができるわけです。この組み合わせをハイポジションにして作ったものをハイコードと呼んでいるわけです。理解するのには時間がかかるかもしれませんが、これがウクレレコードを覚えるための基礎になります。覚えられなくても構いませんから 【理解】をしてください。ここはまだ覚えるところではありません。