【ウクレレ道場】

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ウクレレはピックでも弾ける

  一般的にウクレレは指で弾くというのがスタンダードな方法です。柔らかいニュアンス、激しいニュアンス、指先なら微妙なタッチを使ってウクレレを弾くことができます。さて、ギターはどうでしょう??すべてピックを使って弾いているのか?いいえ、違います。演奏する曲に合わせて演奏者の好みによってピックを使ったり指で弾いたりします。
ウクレレを弾く人の中に「ウクレレはピックで弾いちゃだめだよ!そんなの邪道だ!」という方もいらっしゃいますが、邪道も正道もありません。その人の好みで使い分けしていただければよいわけですし、実際プロプレーヤーの中にもウクレレをピックで弾く人もいるんですね。ハワイの有名なウクレレプレーヤー、ハーブオータジュニアを紹介しましょう。彼の右手親指に注目してください。サムピックという親指につけるタイプのものを使っています。
 

ピックの種類

 ピックにも様々なものがありますが、一般的にウクレレ用として販売されているのは右のふたつ。一番右から「革製ピック」と「フェルト製ピック」です。左ふたつはウクレレ用ではなくギター用のピックで「サムピック」と「普通のピック(ティアドロップ型)」です。どのピックもそれほど高価なものではありません。良し悪しというわけではなく、あくまでも個人の好みと演奏スタイルで選べば良いでしょう。
 
素材も様々で、素材によって音が変わります。主に鼈甲(べっこう)、金属、合成樹脂などが用いられていますが、鼈甲(べっこう)のものはワシントン条約で規制されているため、国内ではほとんどありません。

サムピック

親指にはめて使います。硬いサウンドになります。(合成樹脂製)

普通のピック

硬いサウンドになります。(合成樹脂製)

フェルト製ピック

やわらかなサウンドになります。(ウクレレ用)

革製ピック

若干硬いサウンドになります。(ウクレレ用)

どのピックが良いとか悪いではない。

 お好みで選んでいいと思いますが、合成樹脂製のピックや金属製のピックを使うと、硬質の音がするかわりに、少なからずウクレレの弦にダメージがあります。ウクレレのボディにもキズが入りやすくなりますから、注意が必要です。
 
ギターの場合は、このピックキズがついているほうが弾きこなしているようでカッコイイ・・・との意見も多々ありますが、これも自由ですね。確かに、一流のロックギタリストのギターはかなり弾き込んでいて、ピックキズで塗装が剥がれていたりします。
 
さて、「ピックで弾く」方法ですが、指や爪のかわりにピックを使うと思っていただけばいいでしょう。利点としては、長時間弾いていても指が痛くならない・ストロークが安定して良い音が出る・早いフレーズが弾きやすいなどがあります。

ピックで弾くのは個人の好みです。

 ウクレレを「指で弾く」か、「ピックを使って弾くか」は個人の好みの部分なので、実際に試してみるといいでしょう。ちなみにボクのジーンズのポケットには、いつでも「サムピック」と「普通のピック(ギター用)」が何個か入っています。硬い音やアタックが強い音が好みなので、ウクレレ用のピックは使っていません。特にサムピック(親指用)は昔から愛用していて、いつも楽器屋さんに行ったときは、幾つか購入しています。この自分にあった「ピック探し」もウクレレの楽しさのひとつです。皆さんもぜひ色んなピックを実際に使ってみて、自分好みのサウンドを手に入れてください。

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