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第1回目/Famous FS1-G(ソプラノ)

This is Japan Ukulele

 ウクレレレビューの第一回目はどのウクレレにすべきか?悩んだ末に決めました。Famous FS-1Gです。Famous(フェイマス)は日本のウクレレの歴史でもあります。このFamousがあったからこそ、今の日本のウクレレがあると言っても過言ではありません。
 弦楽器の歴史を調べてみると紀元前3000年前にエジプトで誕生したのがハープ(大昔です!)(中略)ヴァイオリンは16世紀に今の形になり、ギターは17世紀に誕生、18世紀に今の形になったそうです。それからするとウクレレがハワイで誕生して100年ですから楽器の歴史の中では短いほうです。そんなウクレレの誕生から遅れること40年。Famousが生まれました。つまりFamousは60周年ということです。(2016年現在)
 この年は日本で初めてトランジスタラジオが発売になったそうです。なんとアメリカのディズニーランドが開園したのもこの頃らしいですから凄いですね。そんな時代に生まれて現在まで頑張っているFamousって凄くないですか?まさしく日本のウクレレ=Famousというわけです。

Famous FS-1Gの良さ

 FS-1Gはソプラノウクレレです。楽器店も最初の一本目と言えばこのウクレレを勧められることが多いのですが、低価格であっても安心して使える信頼のブランドであるということが一番の理由でしょう。日本で一番多く販売されているウクレレとも言えます。言うなれば入門用のウクレレの代表選手ということです。
 使用されている材はマホガニー。あまり木目の癖がなくすっきりした見た目がこのモデルの最大の特徴でしょう。インレイなどもなく、デザインは極めて当たり前、一切凝った事がなされていない平凡なウクレレです。ですがこの美しさを見てください。これ以上の完成型はないんです。もはや完全以外の何物でもないFS-1Gは余分なものは全くないウクレレです。変わらないスタイルと揺らがないコンセプト、日本のウクレレとしての自信。それがこのウクレレです。ウクレレ人気が高まってからの10年、様々なウクレレが出てきました。凄まじい勢いでニューモデルのウクレレが発売されていますが、このFS-1Gの価格でこの完成度のものは無いでしょう。60年の歴史と揺らがないコンセプトは絶対的な信頼を守り続けています。あっぱれ!

FS-1Gの特徴

 さて、このFS-1Gをここまで語るレビューと言うのも珍しいと思いますが、さらに掘り下げてみましょう。まずこのウクレレの使用材は『マホガニー』です。甘いサウンドが特徴的なウクレレです。
 

マホガニー/Mahogany

中南米、アフリカ、東南アジア産。赤褐色で木肌はあまり個性がない杢目のものが多いです。甘く柔らかな音色になります。高音域や音抜けの良さでも安定感のある材です。マホガニーのウクレレは目にすることが多いかもしれません。その杢目と品質、産地の違いで安物から高額なものまで様々あります。品質の良いマホガニーのウクレレは最高に甘いサウンドでJAZZの演奏にも相性がよく、その響きに魅了されます。

サイズはソプラノ

 サイズはソプラノで、基本のサイズとなるウクレレです。子供や女性でもOKです。もちろん男性でもOKですが、指が太い方や体格のよい方にはお勧めしません。一般的な楽器店で「初心者なんですけど、どのウクレレが良いですか?」と聞いたら何も考えずに渡されてしまうのがこのサイズのウクレレです。基本となるウクレレではありますが注意が必要です。

ギアペグ式

 ペグはギアペグ式になっているのでチューニングがしやすく狂いにくい構造です。最近までこのFS-1のペグはギア式ではありませんでした。チューニングに不慣れな方がストレスをためずにウクレレを楽しめるように変更された箇所です。

ネックは12フレットジョイント15フレット

 12フレットジョイントというのは、12フレットのところでボディーと接合されていますよ!という意味です。他のウクレレでも何フレットでジョイントされているか見てみましょうね。これは12フレットあたりまで弾けますよ。15フレットも使えますよという意味にもなるのですが、現実問題12フレットから上は弾きにくいです。実際に使うのは7フレットくらいが良いところでしょう。ソプラノウクレレはフレットとフレットの間の間隔が狭く、指が入りにくいのであまり高音部まで弾けません。その為ハイポジションを弾くには向いていません。

ウクレレソロ向きではない

 Famousの歴史は60年という事をお伝えしましたが、その当時は今のようなウクレレソロスタイルはありませんでした。ジェイク・シマブクロが有名になったのもここ10年くらいですから、それまでは現在のようなウクレレソロスタイルは知られていなかったんですね。ほとんどの場合ウクレレはコードを弾く楽器で、伴奏楽器としての役割をしていたわけですから、60年前からあるFamousのソプラノウクレレには今のようなソロを弾くという概念はそもそも存在してないわけです。とはいっても、ソプラノウクレレでソロが弾けないわけではないんです。7~8フレットあたりまでは当たり前に弾くことが出来ますから、ダメではないんです。コンサートやテナーのようにソロ向きではないという事です。

裏もサイドもマホガニー

 とにかくマホガニー!それがFS-1Gです。ここでひとつチェック!マホガニーの合板という言葉を覚えてください。わかりやすく言えば1枚板ではないという事。薄いマホガニーの板を張り合わせて強度を持たせて作られているというのが合板という意味なのですが、このFS-1Gはマホガニー合板です。これに対する言葉は『単板』ということになるわけで、合板と単板はどう違うのか?シンプルに言えば値段の違いです。単板のウクレレのほうが高価になります。音質も良くなります。ここはその差がはっきりとあります。ですが、誤解のないようにお伝えしますが、合板のウクレレはすべて音が悪いのか?というとそういうわけではありません。単板のウクレレは鳴らしたときに振動がストレートに本体に伝わって共鳴するので合板のウクレレよりも響きが良いという事です。

仕上げが丁寧できれい

 FS-1Gはウクレレの中では低価格のモデルです。そのためか「安物」と見下げられた見方をされてしまう事がありますがそんなことはありません。日本で一番売れている初めての人が使う「ファーストモデル」であるからこそ、Famousは手抜きをせずに自信をもって販売できるウクレレとしてこのFS-1Gを世に送り出しています。しっかりした管理体制と検品が行われて販売されるウクレレですから最初の1本目のウクレレとして安心して使ってください。
 

 

当たり前の話だけどチューニングが合う

 低価格のウクレレはチューニングが合わないものが多数あります。チューナーでしっかりチューニングをしても音痴なウクレレが存在します。初めてウクレレを購入する皆さんが、インターネット通販で手に入れるかもしれない3,000円~5,000円のウクレレがまさしくチューニングが合わない音痴なウクレレですから、注意してください。海外ではこの3,000円~5,000円のウクレレは「おもちゃ」「装飾品」として販売されているものであり、楽器と言うカテゴリーのものではありません。
 

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