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ヒット曲を生み出すカノンコード進行をウクレレで覚えよう!

「カノンコード進行」というコード進行のパターンががあります。皆さんがクラシックで聞いたことのある(ご存じないかたもいらっしゃるかもしれませんが)「カノン」です。有名なのは『パッヘルベルのカノン』です。

(カノン - canon(英), kanon(独) 音楽形式/作曲技法の一種、またはそれで作られた曲。 )ルネッサンス時代には合唱曲において頻繁にカノン様式が用いられ、多くのカノン技法はこの時代に生まれたそうです。かの有名なバッハは「カノン進行」の曲を多数作っています。

さて、前置きはそのくらいにしまして、ここではウクレレに役立つ「カノン進行」をお教えします。このカノン進行は、とてもシンプルなコードパターンで出来ていて、一度覚えてしまえば色んな場面で活用できるはずです。この「カノン進行」というコードパターンは、多くの楽曲に用いられており、皆さんも耳にしたことがあるはずです。とても耳障りがよく、ヒット曲の多くに「カノン進行」のパターンが見られます。耳障りがよく、精神的な安定感をもたらす「カノン進行」は多くのひとが聞いて「自然と受け入れてしまう」不思議な旋律を持っておりヒットメーカーの作曲家もこの「カノン進行」を知らず知らずに弾いてしまうことも多いのではないでしょうか?当然ながら「カノン進行」を最初から意識して作る方もいらっしゃるでしょうが、これを「盗作」と言うのはいささか乱暴な気がします。カノンコード進行の楽曲を「盗作」とか「パクリ」と言うひともいますが、古くからひとの耳に心地よいコードパターンとして親しまれてきた、このコードパターンは音楽の歴史でもあるでしょうし、基本でもありますから、同じコードパターンの曲がたくさんあったとしても不思議ではありません。

 
Johann Pachelbel
ヨハン・パッヘルベル

基本の「カノンコード進行」

各コードを「4回(4拍)ないしは2回(2拍)」ずつ弾きながら順番にコードを進行してみてください。心地よいコード進行になりませんか?これがカノンコード進行の基本パターンになりますから覚えてしまいましょう。

最後をG7にする

一番最後のGがG7に変化しただけですが、不思議と曲が続きそうな感じになります。セブンスの音が加わっただけなのに不思議ですよね。「ここでは終われない!次に進みたい!」という感じが出ますね。これがセブンスの働きのひとつでもあるわけです。

少ししっとりした感じ

マイナーコードを加えてみます。後半のCがEmに変化しました。さらにメロディアスな感じや洗練された雰囲気になりましたよ。

基本パターンのFがFmに変化

もの悲しさのなかにも都会っぽい響きを感じませんか?これはサザンの歌に出てきてますね。このFをFmに変えただけなのにさみし気な雰囲気が出てきました。

後半部分を大きくアレンジ

実際に出てくるコードは基本のカノンコードと一緒ですから、すぐに弾くことが出来ると思いますが、マイナーコードが1カ所しか入っていないので「カラッとした雰囲気」ですね。POPS調に感じます。これ聞き覚えがありませんか?そうそう、ビートルスのあの名曲です!

カノンを使って作曲してみよう

カノンコードにはこれ以外にも変化のあるパターンがありますが、まずは基本の進行を覚えて自分のオリジナル曲を作ってみるのも楽しいですよ。ぜひ挑戦してみてください。音楽の理論書などを読むと難しい言葉が出てきてさっぱりわかりませんが、ウクレレのコードで実際に鳴らしてみるとずいぶん簡単に感じますね。キーが違うだけで全く違って見えますが実は同じ響き(流れのコード進行)であることがわかりますからキーを変えてやってみてください。「あ!この曲もカノンだったのか!」と驚きますよ。様々なキーのカノン進行を記載しておきましたのでわからないコードがあれば調べて練習してみてください。新しいコードを覚える練習にもなりますし、今まで練習していた曲がカノン進行だったのかと気づくかもしれませんよ。

各Keyのカノン基本パターン