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覚えるべきウクレレのコード

ウクレレのコードを覚えずに進んではだめ!

ウクレレのコードって一体いくつあるのか?正直ボクにも全部で何個あるのかわかりません。把握できる数だけでも650個以上。コードブックに掲載されていないコードも含めれば千数百個あるのではないでしょうか。例えば青帯クラスの方が知っている【C】というコードですが、1つの押さえ方しか知らないですよね。いや、ハイコードも知ってるよ。という方でも【C】の押さえ方は2個か3個ですよね。実は【C】だけでも20通りくらいあるんです。もうこうなると覚えるという次元をはるかに超えて未知の世界になってしまうわけですが、別にこれらを全部覚えてくださいと言っているわけではありません。現実にそんなにたくさんのコードを覚えられるはずがありませんよね。
この青帯クラスでは覚えるべきコードの数は10個から20個です。少なくともこのくらいの数のコードは覚えて、自由に使えるようになることを目標としてください。

どうやってコードを覚えるか?

そうですね。ここが問題になります。コード一覧表を端から順に毎日1個ずつ丸暗記する?いえいえ、そんなことしても覚えられません。多くの初心者向けの楽譜にはコードダイアグラムが掲載されていてそれを見ながら弾くのが当たり前で、結局はコードを全く覚えられていないというのが現実だ!という話をしましたね。LinkIcon【コードをどんどん覚えよう弾き語りのススメを参照】
一番良い方法はたくさんの曲を弾き語りして実践でコードを覚えていくことです。そしてその為に良い方法はコードネームしか書いていない楽譜を使って練習することが大切です。書店に「歌本」というジャンルの楽譜集が多数あります。ウクレレ用ではなく、ギターでもピアノでも弾けるようになっている「歌詞」と「コードネーム」が掲載されているものです。そういった楽譜を使って練習するのが非常に効果があります。入試問題集のような感じですね。
 

こんな楽譜集が書店に置いてあります。ブックオフにも多数ありますよ。
コードネームしか掲載されていません。五線譜もTAB譜もありません。

インターネット上で無料楽譜

インターネット上には様々なサービスがありますが、このサイトはウクレレの練習にも役立つサイトです。歌詞とコードネームだけが記載されていますから練習に役立ちます。まだ知らないコードも出てくると思いますが、コード一覧表で調べながら練習するとよいでしょう。

便利なコード一覧表

青帯レベルで役に立つコード一覧表は、ウクレレコード156です。156個のコードが掲載されたA4サイズの一覧表です。楽譜集の巻末によくついているコード表は見にくかったり持ち運びも出来ないし・・・。たしかにそうなんですよね。そこで、こんな簡単なコード表を製作しました。見やすく便利なウクレレコード156です。各コードの響きも解りやすい言葉で表現してあります。
 
 

覚えておくべきコード

以下にこのレベル以上で必ず覚えておくべきウクレレコードを列記しておきます。一般的な楽曲で弾き語りをする上で必要となるよく使われるコードです。今日覚えられなくても数か月後~1年後にはすべて覚えてください。必ず今後の練習で役に立ちます。
すべての必要コードを紹介することはできませんが、ここで出てきたコードを覚えていればある程度の応用は利くようになります。
特にウクレレソロを目指す方はこれらを覚えておくことが必須となります。さらにウクレレソロを弾きたい「茶帯クラス」「黒帯クラス」はこれに加えてハイコードおよびテンションコードを覚える必要があります。今どきの【J-POP】を弾き語りしたい場合、このコードでは不足する場合が多々あります。その理由についてはさらに下のコラムLinkIconをご覧ください。

 

ウクレレを楽しみたい方のためのコラム

今どきのJ-POPではコードが身につかない

 このようなコードネームと歌詞だけが書いてある楽譜集を手に入れて練習することが非常に効果的です。わからないコードがあったときに、コード一覧表を使って調べ、そのコードを覚えながら練習すると確実にコードを覚えられるようになってきます。
ですが、ここで注意があります。それは今の時代のJ-POPの事です。多くの皆さんが感じられているように今のJ-POPと言われる音楽ではリズムやパフォーマンスが先行した楽曲が多く、覚えづらいものが多くなりました。その理由は「演奏するための楽曲ではない」という事が言えるでしょう。いわゆる「アーティスト」言われる多くの方が実際に演奏するわけではなく、あらかじめ録音された音楽や歌に合わせてパフォーマンスをしているに過ぎません。いわゆる口パクと言われる方法です。これは歌唱力の低下も影響しているとも言われています。
 また、多くの曲がコンピュータを使った作曲とアレンジが行われているため、演奏しづらいコード進行や流れになっている曲が多いこともあります。かつての音楽はギターやピアノを使った作曲が多かったため、それに準じた弾きやすい(演奏可能な)曲が多く、楽曲のキー(音の高さ)にもある程度の制限がありました。プロの歌手たちはそのキーで歌うためのトレーニングを行っていましたが、今のJ-POPはその逆で歌い手の声に合わせた伴奏の音の高さが必要になったため楽器演奏では使いづらいキーのものが増えています。結果的にコンピューターで作られた伴奏のものが多く、ウクレレでは弾きにくいということもあります。
 
 テレビの歌番組を見れば歴然としていますが、K-POPを模倣したようなパフォーマンス優先の音楽ばかりになっていて、どれもこれもが同じに見えてしまいます。作曲方法も「まずは詩ありき」的な感じになっているため、やたら曲が長く、どこがAメロでどこがサビなのかさえ解らないような曲が多数存在しています。10代20代の方にとってはそれが当たり前になっているかもしれませんが、日本の音楽は末期的状況にあるのかもしれません。それが時代だと言えばそれまでかもしれませんが、少なくとも海外から見れば今の日本のJ-POPのような楽曲スタイルは「おかしな音楽」「無秩序な音楽」「音楽性がない」としか見られないでしょう。音楽の構造が「自然」ではないために海外ではほぼ受け入れられないもの(相手にされない音楽)になっているということを知っておいてください。少々乱暴な言い方かもしれませんがこれが現実です。今のJ-POPのような音楽はグラミー賞に選ばれることはありません。

コードを覚えるなら時代を逆行すべし

 以前は「プロの作曲家」「プロの作詞家」「プロのアレンジャー」がいて曲が作られていました。有名なところをピックアップすれば、阿久悠、岩谷時子、なかにし礼、松本隆、中村泰士、宇崎竜童、中村八大、宮川泰、いずみたく、都倉俊一、筒美京平、などの作詞家・作曲家が多くの名曲を世に送り出していました。この皆さんが作り出してきた日本の音楽は「記憶」に残り「誰もが」口ずさめ、「心」を揺さぶるものばかりでした。皆さんも聞けばすぐに思い出し、口ずさめるような曲ばかりです。
 ウクレレのコードを覚えるのであれば昔の歌謡曲やフォークソング、ニューミュージックと言われる音楽を使って練習することをおすすめします。このころの音楽は「自然」であり、「優れた音楽性」によって構成されているものばかりです。つまりちゃんと演奏できる音楽が多かったということです。
また、コード進行と言われる「音楽上の自然のルール」も存在しているためどの曲もコードを弾いているだけで心地よく感じるはずです。音楽には心地よさが必要で、無秩序に歌詞に合わせて当てはめられたコードは決して心地よい音楽にはなりません。残念ながら現代の日本の音楽「J-POP」はこれが当てはまらず、ウクレレでは演奏しづらい曲が多いのです。茶帯、黒帯クラスの方なら 現代の日本の音楽「J-POP」を使って練習するのも良いでしょうが、白帯・青帯クラスの方にとっては「苦痛」を伴うものとなるでしょう。
見てもわからないコード・押さえられないコード・早すぎるコード移動・無秩序なコードの並びは初心者~準初心者のウクレレ演奏にとってプラスにはなりません。
出来る限り出現するコード数が少ないもの、楽曲のパターンが複雑ではないもの、リズム系(パフォーマンス系)ではないものを選んで練習するようにしてください。