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コードのしくみと決まり事

コード進行のパターンがわかると面白い!

音楽のコード進行って無限にあります。いろんなミュージシャンたちが様々な楽曲を作り出しているんですが、実はコード進行にはあるパターンがちゃんと存在してるんです。何でもかんでも好き勝手にコードが並んでいるわけではなく、一定の決まり事の上に成り立ってるんですね。最近のJ-POPはこのコード進行のパターンが崩壊しているものが多数見受けられます。そのために、違和感を覚える曲があったり覚えにくいと感じられる曲があるんです。コードの響きや歌詞に無理やり当てはめたコードが並ぶことが多くなっています。それに対してあるべき姿のコード進行は自然の法則に沿ってできているため心地よく聞こえます。
 
人間が音楽を聴く際に「気持ちいい」と感じる旋律の流れ、つまりコードの流れというものには不思議とルールがある(必ずそうなっていく)からなんです。もちろん、ルール(パターン)だけで音楽が成り立っているわけではないのですが、こういったコードパターンを知っているだけでも音楽が格段に楽しくなります。
 
また、コードパターンを知ることによって自分のオリジナル曲を作ることも出来るようになりますから覚えて損はありません。

ウクレレに限らずどんな楽器・演奏にも使える!

ウクレレ道場は、ウクレレ専門サイトなので、他の楽器のことにまで触れることはありませんが、コード進行パターンはウクレレに限らずどんな楽器でも利用できます。もしもピアノが弾ける方なら出てきたコードをピアノで弾いてみてください。もちろんギターでもOKです。心地よいコードの流れを実感できます。

コードの仕組み基礎

コードの基礎を学んだほうがコード進行の仕組みが理解しやすくなります。少し難しいですが意味を理解してください。茶帯以下の方はまだ覚えていなくても構いません。黒帯の方は必ず覚えてください。これらを覚えずにウクレレソロを弾いているのはただTAB譜の数字を追いかけて憶えて数字をなぞっているに過ぎません。
 


参考譜例1は単なるドレミの音階を五線譜に書いたものです。皆さんがご存じのドレミはイタリア語で、Cメジャースケールと呼びます。
これを英語読みで書いたものがCDEFGABの並びです。チューニングするときに表示されているのは実はこれの事。
さらにその下にローマ数字で番号を付けてあります。
 
【参考譜例1】

 

参考譜例2では、この音階に和音を加えて3和音にしたもの。五線譜上に均等に3音を重ねてあります。この段階でドレミ読みはあまり意味をなさなくなってしまいます。(3和音をひとつずつ読むことになりますから割愛します)
英語表記に3和音で構成されたコードネームが表示されます。これをトライアドと呼び3和音によるコードネームが出来ました。 これが皆さんがご存じのコードネームです。
さらにその下のローマ数字にもマイナー(m)をつけることで明るい音か暗い音を表示します。
 
【参考譜例2】

 
参考譜例3では、さらに1音加えた4和音ができています。4和音になるとコードの音が少し複雑になりますが、皆さんがウクレレで弾いているコードネームが出てきました。
さらにローマ数字にメジャーセブンス(M7)・マイナー(m)・セブンス(7)・マイナーセブンス♭ファイブ(m7b5)をつけることでコードに個性が出てきます。
【参考譜例3】

徐々に話が難しくなってきましたが、この知識を持っていると先々ウクレレを弾くときに役に立つようになってきます。コードは和音、つまり複数の音が重なっているもののことを言うわけですが、3和音なのか4和音なのか更には5和音、6和音となっていくのですが、ウクレレは4弦楽器なので最大でも4和音までしか表現できません。しかし、その4つの和音の組み合わせ方法によって5和音目や6和音目を表現することが可能になります。(テンションコードがこれにあたります)このあたりになるとかなり難しい話になってしまいますからここでは省きますが、4和音までのコードは茶帯レベルでも押さえられるもので、習得しておく必要があります。

コード進行の仕組み(基礎)

これらのコードを組み合わせて演奏することによって心地よいコード進行が出来上がるのですが、無秩序にコードが進行しているわけではなくちゃんとしたルールに基づいてコード進行が出来上がっています。そのもとになるのが譜例に太文字で記載されているトニック・サブドミナント・ドミナントです。
 
これらのコードのつなぎ方で様々な音楽が出来上がり心地よいサウンドとなっていることを理解しておいてください。
 

トニック(T)は絶対的な安定音です。音楽の多くはここからスタートしてここで終わります。どんなコードにも自由に動くことができます。
 
サブ・ドミナントは動く力がやや弱く極端なコード移動を嫌います。もちろん音楽は自由ですからどう動いたってかまいませんが、トニックかドミナントに動くのが常識です。
 
ドミナントは動こうとする力が強いコードで、セブンスとして使われることが多くなります。ドミナントはトニックに戻ろうとする力が強く働きます。
 
これをコードネームで見てみましょう。どんな感覚なのか弾いてみてください。
さらに4和音で弾いてみると一層そのイメージがわかります。おしゃれな感じもしますね。

コードはこのように分類される

ダイアトニックコードは結果的に下記の図のように【トニック】【サブドミナント】【ドミナント】に分類されます。なぜ違うコードなのに同じグループに分類されるかというと、それぞれのグループに属しているコードの構成音が似ており、同じ機能を持っているからなのですが、これをより深く学びたい場合は音楽理論のことまで教えてくれるようなウクレレの先生について学んだほうが良いでしょう。
これらの事を理解した上でコード進行を学ぶといろんな事がわかり始めます。音楽理論も含めて学ぶのは難しいかもしれませんが、コードの流れを知っているだけでも今後の練習や演奏に大きく役立ちます。

音楽の流れを切り替えるセカンダリードミナント

ざっくりですが、ダイアトニックコードとその分類および役割を説明しましたが、この中に出てきていない大切なコード群があります。それが 【セカンダリードミナントというコードグループです。このセカンダリードミナントは第2のドミナントと言うことになりますが、ダイアトニックコードで出てきたコードをすべて セブンス】にすることによってセカンダリードミナントのグループが出来上がります。